フリマサイトで購入したベイトリールが悲惨だったので自分でオーバーホールしてみる【15メタニウムDC編】




皆さまこんばんは。釣りに行かないと何故かタックルが増えていってしまう、、YASUです。

今回は某フリマサイトでずっと欲しかった15メタニウムDCが格安で出品されていたので買ってしまいました。、、、昔失敗した事があるのでリールだけはフリマサイトで買わないと決めていたのに、、やっぱり安い値段には反応してしまいます。完全にリアクションバイト。

商品が届いてドキドキしながら開封してみるとトップに載せている画像の外観でとても綺麗でした。『いい買い物したなぁ』なんて思ったのもつかの間、、いざ巻いてみると明らかな異変。最悪です。速攻でオーバーホールしていきます。

リール購入の経緯と症状はこんな感じ

シマノさんのDCリールは以前からチェックしていたんですよ。。アンタレスにするかカルコンにするかメタニウム にするか迷っていたのですが、新品で購入するとやっぱり高いので、、お店やサイトで毎回チェックしていました。そんな時にフリマサイトで出会ってしまったのが運の尽きでした。

サイトを開いた時にたまたま新着の1番上に相場より結構安い【メタニウム DC】が出品されていました。結構傷入ってんだろうなぁ。と思い商品写真を見てみるとかなり綺麗!商品説明欄には『4、5回使用。ゴリ、シャリ感無し!!』こりゃあ即買いじゃあ!と思い即購入。

そんな感じで後先考えず購入した結果届いたリールの症状がこんな感じ。。

【症状その①〜半端ないゴリ感】

今まで砂噛み等が原因でシャリ感のあるリールは何度か経験してきたのでわかるのですが、なんて言えば良いんでしょう、『ザ・ゴリ!!』みたいな感じ。笑

笑えないんですけど。巻いてみると断続的に『ゴリ・ゴリ・ゴリ♪』と音が聞こえてくる程のゴリ感。10年ぶりに使ったスコーピオン1000でもこんな感触は無かった。何なんだ一体。。

【症状その②〜回らないスプール】

クラッチフリーにしてスプールを回してみると『〜〜ッスン。。。』と止まるスプール。この感触は多分、、ベアリングのオイルの固着。この時点でかなり意気消沈。

【症状その③〜ドラグに違和感】

ドラグを緩めてラインを出すと引っかかるような感触。ドラグが効いたり効かなかったり。。

 

こんな感じです、、。ホントにまともなのは外観だけでした。前もフリマサイトでリールを購入して似たような事があったのですが今回は本当に酷い。

こちらの記事でもあまりオススメしませんって言っていたのに同じ過ちを繰り返してしまうとは。。笑

大人気のルアー達がフィールドで使われずに人気が無くなっていくそのワケを考察してみる

2018.02.08

凹んでいても仕方がないので気を取り直してオーバーホールしていきます。悪い所は徹底的に見つけます!

ベイトリールの分解

この記事を見ながら『自分もチャレンジしてみよう!』って方は分解する前にこちらの記事を参考にしてみて下さい。途中で道具がなくて先に進めなくなってしまうこともありますので、、。

お世話になったベイトリールを自分でオーバーホールしてみる【準備編】

2018.01.05

道具が揃ったら早速分解してみましょう!

サイドカップ(DCユニット側)のベアリング取り外し

サイドカップ(ハンドルと反対側)を取り外ししていきます。まずはDCダイヤルを回して(OPEN)にします。

次にリール下側の爪を(OPEN)の方向へカチッと。

ロックが二重になっているんですね。本体と繋がっていないので落とさないように注意です。

外してみるとこんな感じ。

意外とキレイ。DC側のベアリングを外す時はユニットを取り外さないといけないみたいです。

写真のネジを緩めて取り外してみます。

新品のようにキレイでした。ベアリングも全く問題無し、、て事はやっぱり反対側ですね。

写真の真ん中の白いパーツはとても小さいので無くさないよう注意ですよ!白いパーツの下にはバネが入っていて、逆さにしたら落ちてしまいます。

ハンドル側の取り外し

反対側のハンドル側を分解していきます。問題が色々出てきそうな雰囲気ですが、。

順番に外していきます。【スタードラグ】を取り外し、バネを外そうとした時に違和感が。

入ってはいけないところに【スタードラグ座金】が入っていました。座金をここに入れてしまうと薄いので一発で曲がってしまいます。案の定ボロボロになってしまっていました。ここに入るのは【スペーサー】(もう少し分厚い平ワッシャー)です。取付位置が逆でした。

ワッシャー1枚間違えるだけで今回のようにパーツがボロボロになってしまうのでどのリールでも分解の際はしっかりと写真で残しておくのがベストですね!

とりあえずこれはパーツを取寄せをするという事で、、。

ハンドルも分解したのですが、、写真を撮るのを忘れていました。作りは他のシマノさんのリールと一緒でベアリングと座金が入っています。

サイドカップの取り外し

ネジを3箇所緩めてサイドカップを取り外していきます。写真左側のネジだけ短いので取り付けの際は間違え無いようにして下さいね。

サイドカップを外すとこんな感じ。

先日メタニウムMGLもオーバーホールしたのですが、作りが殆ど同じでした。

先にサイドカップ側のベアリングを取り外していきます。

ベアリング抜け止めのバネを取り外す際は飛んでいかない様に注意です。

ちなみに手前のネジは他の箇所の部品です。ベアリングの状況ですが、かな~り汚い。。オイルが固まって全然回りません。スプールの全く回らない原因の一つはこの方でした。たまに分解して洗浄してあげないと古くなったオイルは固着して変色してしまうので定期的な洗浄は必須ですね!

ベアリングは交換したほうが良さそう、、。

次に本体側のパーツを見ていきます。

ギアにグリスを差した痕跡アリですね。塗ってはいますが【ピニオンギア】に全部集まってしまっています。何故かピニオンギアの内側にもグリスがビッシリ、、。

それ以外のクラッチ等のオイルは洗浄していないみたいでカピカピになって黄ばんでいます。めちゃくちゃ固い。。

ギアの取り外し

手で外せるパーツを外していきます。

全体的にグリスが干上がっています。本当に使わずに放置されていたようなかんじ、、。

ここでやっとゴリ感の正体が見つかりました。

犯人はこいつです。。【ドライブギア】

少し写真では分かり辛いですが、、黒っぽいのは全部メッキが剥がれている部分です。

そしてギアのツメは何本も折れていました。どうすればこんなにズタボロになってしまうのかが正直ワカリマセン。今までここまでボロボロのギアを見たことが無いので、、。

不思議なことにほかのパーツは汚れているだけで損傷はありませんでした。海水で使用し清掃しないとこうなってしまうのでしょうか。詳しい方教えて下さい、、。

とりあずこれもパーツ交換しないとダメですね。。。金額的に既にマイナス。笑

ネジで固定している他のパーツも取り外していきます。

固着して取れません。笑 オイル&グリスが固まって接着材のようになっていました。かなり力を入れるとやっと取れました。

不思議と錆はないのがホントに不思議です。

他のパーツも分解します。

【ドライブギア軸】にベアリングが入っているので分解しました。

【Eリング】が飛んでいかないように注意しながら取り外すと、、乳化なのか海水なのかは分かりませんがベアリングが真っ白でした。

ホントにどんな使い方をしたんだろう。。

レベルワインド、ウォームシャフトの取り外し

色々問題だらけですが最後にレベルワインドを取り外していきます。

【Eリング】がかなり小さいです!【レベルワインド】まわりのパーツは小さい物が多いので紛失に注意ですね。

全部分解するとこんな感じです。

分かってはいましたが、、やっぱり汚い。コケと油が混ざったような汚れがビッシリでした。

分解したパーツを全部並べるとこんな感じです。

ハンドル側のパーツはメタニウムMGLとそっくりですね。殆ど同じパーツが使われています。

ちなみに写真の赤印の【クラッチツメブッシュ】、、洗浄の際に無くしました。笑 これもパーツ取り寄せです。。

取り外しの際はグリスも付いているので小さな部品は本当に無くし易いので細心の注意が必要です

ベアリング、その他パーツの洗浄

分解し終わったのでいよいよパーツを洗浄していきます。

今回もこちらのパーツクリーナーを使用していきますよ!

ベアリングをいつもの秘密兵器に投入し自動洗浄していきます。

やっぱりイモタニさんの【音波洗浄器】ですね。

さっそく運転。

夜遅くにやると結構音が響くので注意です。『ブーーーーン』と運転している間に他のパーツを洗浄したり拭いたりしていきます。

ベアリングが終わったら他のパーツも洗浄していきます。

無駄な気もしますが一応【ドライブギア】も投入。

なかなか落ちないので長めに放置。

全部終わって汚れの確認をしてみると、、、、

今までに無いマックス級の汚れでした!!

ベアリングは一個ずつ確認し落ちていなければ更に個別で洗浄しています。

かなりの頑固汚れだったので『イモタニ』さんに今回も大活躍してもらいました。

全部洗浄し終わるとこんな感じです。

最初の汚れが嘘のようです。ギアやボディの間にこびりついた頑固汚れはパーツクリーナー+綿棒や爪楊枝で取り除きました。パーツやボディに傷を付けないように慎重に行ってくださいね!

ちなみに今回の分解で取り寄せが必要になったパーツはコチラ。

  • ドライブギア:ツメ割れ、メッキ剥がれの為
  • スタードラグ:座金取り付け位置間違えによる座金の湾曲が修正不可の為
  • ピニオンギア:見た感は大丈夫ですが割れたドライブギアと接触していたパーツなので念の為。
  • クラッチツメブッシュ:紛失の為。。笑

他にも交換したいパーツはありましたが最小限に抑えてこんな感じです。ああ、、出費が増えていく。笑

気を取り直して組み立てていきます。

リールの組立、グリス&オイル塗布

今回もいつもと同じですが、こちらのグリス&オイルを使用していきます。新しいのにも挑戦していきたいのですがリール購入により金欠ですので、、。

使用するグリス&オイル

【ドライブギア】を取り寄せするまで時間がかかりますのでとりあえず復旧の為にいつものグリス&オイルを使用します。

ドライブギア周りとウォームシャフトにはこちらのグリス。

スプール関係のベアリングにはこちらを使用します。釣具店で購入するともう少し安価で購入出来ますよ!

その他グリス&オイル必要箇所にはいつもの純正セットを使用します。

オイルやグリスは色々なカスタムパーツのメーカーさんから出ていますので自分のリールに合った物をチョイスしてみて下さい。まだ持っていない方はお店やネットで探してみてくださいね!

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ウォームシャフトへのグリス塗布

正直今回はあまり組立の写真が撮れていません。パーツの状態が悪すぎてメンタルへのダメージが大きかったので許してください、、コホン笑

【シャフト】を組立し【ウォームシャフト】に筆を使ってグリスを塗布していきます。

シャフトを回しながらまんべんなく塗っていきます。

組立の際に【Eリング】取り付け箇所が幾つかあるので無くさないように注意して下さいね!

ゴミが入らないように注意しながらグリスを塗布しています。

クラッチ、ギア周りへのグリスの塗布

本体、クラッチ周辺にグリスを塗布していきます。

【クラッチプレート】と本体の当たる部分にもたっぷりグリスを塗布しています。こちらにはスプレータイプの純正グリスを吹きかけて筆で伸ばして塗っています。クラッチを動かしながら塗るとしっかり塗れますよ。

ネジで取り付けが必要な箇所も組立しながらグリスを塗っていきます。

パーツが届いたらまた分解しないといけないのですが、、一応しっかりグリス塗布。クラッチ周りは純正グリス、ギア周りはZPIさんのグリスを塗っています。

更に組み立てしていきます。

たっぷり塗りました!これも後日交換しますけど、、。

復旧する手が重いですね。笑

サイドカップ、ハンドルの取り付け

ベアリング取り付けの完了した【サイドカップ】を取り付けていきます。

今回はせっかくなので以前購入したベアリングを装着してみます。

以前使っていたアンタレス用に購入していたのですが、まだ使わずに眠っていたZPIさんのボールベアリング。サイズが合ったので装着しオイルを塗布していきます。

防錆性能が非常に高いセラミックボールベアリングなので期待値が高そうですね!

意識していないのですがいつの間にかZPIさんの物ばかり増えていっている気がします。笑

ハンドル側を組立てれば後は【スプール軸】にオイルの塗布、反対側の【サイドカップ】のベアリングにオイルを塗布すれば完成です。

完成!!

途中、気持ちで負けましたがなんとか復旧完了です。また数日後に分解し直さないといけませんがそんなのはキニシナイ、、、。泣

まとめ

いかがでしたでしょうか。オーバーホール後のスプールの回転は激的に良くなりましたが、ハンドルの『ゴリ感』は無くなりませんでした。あれだけギアが割れていたら当然かもしれませんが、、。

今回の主役はこの方でした。

今回は安く購入したつもりが結局相場よりも高くついてしまうと言う大失敗をしてしまいました。皆さんもフリマサイトやオークションで購入する場合は十分注意して下さいね!!『自分でオーバーホールできないよ、、。』なんて方は更に多額の出費が発生してしまうことにもなりますので。

今回の教訓はオーバーホールとは関係ありませんが失敗しないリール選びは自分の目で見る&触って判断する!事が本当に大事だと感じました。これから購入を予定している方には失敗して欲しくないので少し高くなっても良いのであれば中古店で購入したり新品で購入する事をオススメします。

とりあえずお金はかかりましたがなんとか直りそうなので良かったです。

きっとスポーニングで大活躍してくれる事を願っています。。。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さまも今回の事にならないよう、リールは大事にして下さいね!釣行後&定期的なメンテは忘れずに!

それでは皆さま、よい釣りを(´◡`)

 

【※追記】H30.3.11 続編を追加しました。

ベイトリールのゴリ感の原因はやっぱりヤツだった【15メタニウムDC編】

2018.03.11







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ABOUTこの記事をかいた人

Basser's Note管理人、YASU(旦那)です。WAKA(嫁)と二人で関東地方を中心に、川、野池などおかっぱりで釣り歩いています。ワケあって約10年のブランクを経て復帰しました!なんでも釣りの事に繋げてしまう変態アングラーです。 釣りに関する便利な情報や釣り以外でも、暮らしに役立つ情報があれば配信していきたいと思います。